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  検 査 千夜一夜  (住宅検査員の役割)

住宅検査専門一級建築士事務所を開設して15年経ちました。良い節目なのでホームページを改良しました。

これを機会に、日々考えていること、検査で起こった事、感じた事、趣味の事をなどを「検査千夜一夜」として公開したいと思います。

 

1夜目

住宅検査員の役割

皆様が家を建てる際に大事にすることは何ですか?     環境、場所(学校が近い、買い物がしやすい)、資金、住宅会社、設計内容などいろいろあると思います。でも残念なことに第三者検査は30項目選んで頂いても出てこないと思います。大地震発生後いろいろな機関の専門家は建物が壊れた原因を調査します。その結果、鉄骨溶接の不良、アンカーボルトの施工不良、木造建物の筋交い不足などが明らかになっています。結論として当然なすべきことが、おろそかにされているされました。あまり意識にはないと思いますが、建築基準法では建築主は工事をする際に建築士である工事監理者を定めなければならないとあります。そして建築士法に工事監理とは工事を設計図書と照合しその通りに実施されているか確認するとあります。監理者は建築士であり、施主の立場に立って監視をするのが役目です。最近の住宅メーカの請負契約では工事監理契約を別に結ぶようですが住宅会社の建築士が行う様な契約がなされているようです。これでは施主の立場に立てません。

私ども第三者検査会社は施主と直接検査契約(監理契約ではありません)を締結し施主の代理として施主の立場となって工事検査をします。第三者検査員が検査をすることにより(住宅メーカは嫌がるかもしれませんが)一般の人たちの建築に対する不信感も薄らいでくるのではないかと思います。

建築は現地一品生産物です。工事をする、管理をするのは人間です。間違いも忘れもあります(変な表現ですが)管理や検査をする目が沢山あればそれだけ間違い(ミス)は減ります。

建築基準法第一条に「この法律は建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低の基準を定めて、国民の生命、健康、および財産の保護を図り・・・・}とあります。

私は住宅建築に携わる技術屋として「安心して住める住宅」をお客様に提供していることを忘れないようにしたいと思います。                        2023.11.14 HP公開前

 

2夜目

住宅検査員の役割-2

欠陥住宅が造られる原因は故意に手抜きをすることが原因とするイメージが一般の方々には大きいと思います。しかし実際は業者の知識不足や公的機関の検査体制が確立されていないのが大きな原因です。業者は我々のような第三者検査会社の指摘を受けて初めて規格外の住宅(製品)を造ったことを認識します。残念なことに第三者検査会社は公的な機関ではないので、指摘や是正指示をしてもそれに従わない業者は沢山います。

三権分立の様に建築においても設計、施工、監理(検査)が独立しそれぞれが互いに牽制し進めていけば欠陥工事を防ぐことができると思います。現状は同じ会社内で部署を違えて設計、施工、監理が行われています。この状態でも権限を持った独立した検査組織が社内にあれば良いかもしれません。大手ハウスメーカは現場施工をできるだけ減らし、品質を平準化するために工場加工を多くした最頻を製造しています。しかしそれでも問題が起れば、同じ組織内では往々にして隠ぺい、忖度、キズのなめ合いなどでうまく機能しないので現状です。

そのため、どこにも遠慮をしない独立した第三者検査会社が必要だと思います。  

                                   2023.11.20 HP公開前

 

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