新築住宅検査

地盤改良計画書に記載された杭の本数、打ち込み深さ、表層改良の場合は薬剤の量や撹拌状況を検査します。　

＊工事後提出される工事報告書迄検査いたします。

一番重要なコンクリート基礎内の鉄筋が建築基準法通りのルールで組み立てられているか、構図図面通りの鉄筋の太さ、種類が使用されているか等建築のプロしかわからないことが沢山あります。　　　　　　　　　　　　　　　　＊鉄筋の間違いがは家屋自体の強度が保証されません。

家とコンクリート基礎を緊結するアンカーボルトの本数・埋め込み深さ、またコンクリートにジャンカがあるか・コンクリート強度をシュミットハンマーを使用し非破壊検査します。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊コンクリート強度は皆様に開示されませんが非破壊検査でコンクリート強度が確認できます。

構造計算に基いて決められたHD金物、仕口補強金物等が決められた位置に決められた金物で固定されているか、制振装置はメーカ指定通り固定されているか等検査します。また、この時点で終了している工事（屋根防水・窓枠固定等）も同時に検査します　　　　　　　　　　　　　　　＊不具合など有ると耐震等級が保証されません

使用している壁天井断熱材は図面通りのものか、断熱材の張り方は断熱材メーカの仕様通りか。バルコニー床の防水仕様に間違いはないか等を検査します。　　　　　　　　＊工法によっては天井断熱敷きが遅い場合があります、その時には次回の検査となります。

外壁サイディング前に透湿防水紙という特殊な防水紙を外壁全てに張ります、その張り方は正しいか、また２４時間換気口パイプ周りの防水の仕方に問題いないかなど検査します。

＊壁からの雨漏りを防ぐ重要な検査です

都内・横浜市内の住宅地はほぼ準防火地域内ですから３階建ての住宅は準耐火仕様でなければいけません。都内で新防火地域指定地ですと１、２階建てでも準耐火仕様でなければいけません。石膏ボードの留めビス間隔も検査します　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊３回目、４回目の検査でも一部の材料に対し準耐火仕様の検査を行ないます

クロスを張る前に大工さんの仕事を確認、壁コーナの直角性、棚の水平、扉の垂直等を検査し石膏ボードのビス留め間隔も確認します。　　　　　　　　　　　　　　　　　＊クロス下地の状況を検査することにより内装の見栄えが決まります

大工さんは、土台工事で床下を清掃してから床張りをします。床下の配管工事穴明け後の清掃がされていないことが多いです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊コンクリートの基礎に発生した錆び等の発見が出来ます、また発見率は少ないですが外周部からの漏水がある場合があります

完成検査は出来るだけ内覧会の時にお客様同席で行います。キズ・汚れ・扉の建付け・音鳴り等内覧会の時には気がつき難い箇所の検査を行ないます。　　　　　　　　　＊皆様が取り扱い説明等を受けられている最中に細かい箇所を検査します