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  検 査 千夜一夜  (住宅の結露)

14夜目

結露の発生しやすい場所と結露による劣化

結露によるの劣化のポイント

床下や小屋裏の金物類や金属板に発生した表面結露は、普段の生活の中ではなかなか見つけにくいものです。年に何回かは床下、小屋裏を点検して金物、金属板類が異常に錆びていないか点検したいものです。もしそれらの場所で結露が確認されたら換気を改善すなどの措置が必要です。また、夏季に外気湿度や床下湿度が高い場合、コンクリート基礎の裏面等に表面結露が発生することがあります。この場合も換気、並びに床下防湿を改善し結露水が木部に吸収されない様配慮する必要があります。 内部結露は、断熱材や防湿層の設計・施工が適切であればまず発生しないはずですが、もし雨漏れが起るはずのない外周壁内側などにカビ、シミが発生してる場所があれば内部結露を疑ってみる必要があります。内部結露が建築における結露の中で一番厄介な現象な現象として嫌がられるのは万一内部結露が発生した場合に、その発見が遅れるばかりでなく、家に甚大な損傷賞を与えるからです。結露した材料に吸湿性があれば、結露水はその内部に吸収された木材の含水率が上昇し腐朽菌が発生し木材の腐朽被害がおこります。断熱材では断熱材が低下することも有ります。また、材料に吸水性が無ければ表面に結露が残留しカビが発生し居住者の健康問題を引き起こします。

早めの検査は全ての費用を安くします。                2024/04/21

 

 

15夜目

結露の発生原因と種類

結露が建物内に発生する原因としては、材料、設計、施工に問題がないとすれば、建物の日常的な使い方が最も大きな問題になります。結露のもととなる水分は前記しました様に、各種の水の供給により起こります。このうち建物が材料の乾燥や防湿・防水上の面で問題なく造られているとすれば、湿気の最も大きな供給源は生活用水や人間、動植物に含まれる水分という事になります。これらの水分は日常の生活の中で常に発生しており、室内に蓄積されて建物の各所に入り込み、条件が整えば結露を生じることになります。したがって結露を抑えるには、第一にそのような水分の発生を抑制することが重要です。具体的には使用後の浴槽には蓋をするとともに浴室ドアをかならず閉める事、あるいは解放型の暖房機でなく排気を外に出す暖房機を使う事、洗濯物を部屋に干さないことなど日常的な生活の仕方に注意する必要があります。第二の注意点としては、発生した湿気を速やかに建物外に排出する努力をする事であり、そのためには水回り諸室を中心とした各部屋の強制換気あるいは床下、壁内、小屋裏(最上階天井裏)通気を十分に行うのはもちろん、収納室や家具の裏など通気がされ難い箇所の換気をこまめに行い事が大事です。

結露の発生箇所による分類のうち、材料の表面温度が空気の露点以下の場合に発生する結露を表面結露と呼びます、それに対して、活路が壁や床などを構成する材料同士の境界面あるいは材料内部で発生する場合には内部結露と呼びます。この内部結露が表に厄介です。また、発生時期による分類では、竣工後まもなく発生する初期結露と入居後に発生する一般結露が有ります。さらに一般結露には、冬季に室内側で暖房をたいたりして高湿となった水蒸気が壁内小屋裏に入りそこで冷やされて結露する冬型結露と、夏期に室内を冷房して温度が下がっている内壁面や温度追従性の遅い材料に高湿の外気が触れて結露する夏型結露が有ります。夏型結露はとくに床下に発生することが多いです。   2024/04/30

               

 

 

16夜目

結露の発生しやすい箇所と結露による劣化のポイント

結露水は床下や小屋裏の金属表面に発生した表面結露は、普段の生活の中ではなかなか発見しずらいのでなかなか問題となりにくいものです。年に何度かは床下、小屋裏を点検することが望まれます。(ちなみに経験のある第三者検査人は結露が発生しやすいかの判定ができる場合も有ります)もし、それらの部位で結露が確認されたならば、換気を改善するなどの措置をとる必要があります。また、夏期に外気湿度や床下湿度が高い場合、コンクリート基礎の表面にへ表面結露が生じることがあります。 この場合も換気ならびに床下防湿を改善して、結露水が木部に発生しないように配慮しなければいけません。

内部結露断熱材や防湿層の設計・施工が適切であればまず生じないはずですが、もし雨漏れの発生するはずのない外周壁内部側にシミやカビが発生しているような箇所が有れば内部結露を疑う必要があります。 内部結露が建築における結露の中で一番厄介な現象として嫌がられているのは、万一内部結露が発生した場合に、その発見が遅れるばかりでなく、この様な内部結露によって家屋や居住者に様々な結露害を及ぼす恐れがあるからです。

結露した材料に吸湿性があれば、 結露水はその内部に吸収され、その材料の含水率が上がり木材などは腐朽菌の発生で腐朽被害を生じたり、断熱材では断熱性能が低下することもあります。なた、材料に吸湿性がなければ表面い結露が残留し材料面を濡らすとともに場合によっては材料面を汚したりカビが発生したりして居住者の健康を害することも有ります。           2024/5/9

 

          

 

 

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