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基礎鉄筋の偏りについて最低限確保すべき値 これを鉄筋の「かぶり厚」といい場所によりその数値はは違います。基礎の立上り部分ではコンクリートの表面(この写真では写真上部の型枠の表面)から鉄筋までが4cm以上なければならないと規定されてます。耐震性と耐久性を確保するために必要な寸法として決められてます。耐震性に関しては、鉄筋コンクリート造がもつ所定の耐震性能を発揮するためには鉄筋の周りに一定の厚さ以上のコンクリートが必要です。耐久性に関しては鉄筋が錆びないように保護する役割をコンクリートは持っますが、その役割を果たすためには鉄筋の周りに一定のコンクリートが必要なことから規定されてます。この写真の仕事は建築基準法の規定に対し1cm不足されているだけですが、4cmという寸法は最低限必要な寸法として規定されているので、手直しせずこのまま工事を続行すれば欠陥工事と言わなくてはなりません。 2024.06.29